人を知る
VOICE

営業という立場から社会課題に挑む
保険の枠を超えて世の中に安心を届ける。

8年目
  • 公務第一部
  • 2019年入社

A.I

  • 官公庁やその外郭団体に対し、社会課題の解決につながるソリューションを提案。挑戦を後押しする組織風土に支えられ、柔軟な発想と総合力で、確かな安心のカタチを社会に提供する。
※年次・所属部署・仕事内容は取材時のものです。

    制度の組成から運用支援まで——
    保険を超えたソリューションで、社会課題の解決に向き合う。

    私は公務第一部という部署で、営業担当として官公庁やその外郭団体をご支援しています。農林水産省や環境省、厚生労働省の外郭団体などを担当し、関連する制度の組成・運用までのサポートや、各省庁が掲げる政策実現および社会課題解決につながるソリューションの提案を行っています。具体的には、職員向けの保険制度の運用や、シカ・イノシシ・クマ等の野生動物による被害を防ぐ取り組みに関する保険を提供するほか、事故を減らす取り組みのご提案などがあげられます。

    損害保険の営業と聞くと、保険商品を販売する仕事をイメージされる方が多いかもしれません。入社前は、私もそんなイメージを漠然と抱いていました。ですが、私たちの仕事は保険の提案だけにとどまりません。業務内容は幅広く、新たな仕組みを検討したり、制度設計や運用方法についてお客様と一緒に検討するなど、いわゆるコンサルティングとメーカーのような機能を発揮しながら課題解決を支援することもあります。お客様にとって本当に重要なのは、事故やトラブルが起きた後の補償だけではありません。事故やトラブルを未然に防ぐこと、そして万が一起きてしまった際に一日も早く元の状態に戻れるようにすることも重要です。当社は、そうした予防から復旧までの領域にも挑戦しています。

    国の政策や社会課題の解決に関われることに大きなやりがいを感じますし、お客様が抱えるリスクを総合的に捉え、その課題に対して何が提供できるかを考えることは、この仕事ならではの醍醐味です。自治体への調査や省庁へのヒアリングを重ね、新商品の組成を検討する。既存商品のご案内にとどまらず、社会情勢やマーケットのニーズを踏まえた解決策を提案するだけでなく、当社で形にし、最後まで伴走できることに、非常にワクワクします。

    社会貢献への思いを実現できるフィールド。
    挑戦を後押しする環境で成長できる。

    就職活動では、「幅広い業界や人々を支え、社会の発展に貢献できる仕事がしたい」という思いを軸にしていました。大学では法学を専攻していたのですが、法律に興味を持ったきっかけも、法律が社会のあらゆる場面で必要とされる汎用性のある知識であり、業界を問わず役に立つものだと感じたからです。一方で、損害保険も同じく汎用性のあるもの。どの業界にも必要とされるものです。また、当社は、業界のリーディングカンパニーとして、社会課題の解決につながる産業基盤の機能や多くのアセットを持っています。ここでなら、さまざまな社会課題解決に取り組み、社会貢献ができるのではないかと思いました。加えて、入社を後押ししたのは、性別を問わず長く活躍できる制度や風土が整っていることです。こうした環境であれば、自分自身も長期的にキャリアを築きながら成長していくことができると考えました。

    実際に入社後は、期待以上に当社の良さを感じる場面が多くありました。特に魅力を感じるのは、相手軸を大切にしながら、一人ひとりが専門性を高め、組織全体で付加価値を生み出そうとする風土。私自身、若手の頃から大きな仕事を任せてもらう機会が多く、お客様への提案内容や進め方、社内外の関係者との連携などを自ら考えながら仕事を進めてきました。業務を通じて得られたスキルの中でも、特に価値を感じているのは「プロジェクトマネジメントスキル」です。社内外の関係者を巻き込みながら主体的に仕事を進める経験を早くから積めたことは、私のキャリアの大きな糧になったと感じています。

    まだ見ぬリスクを捉え、
    柔軟な発想で世の中に新たな「安心」を届ける。

    これまでの仕事の中で最も印象に残っているのは、緊急銃猟時補償費用保険、通称「クマ保険」の開発・展開に携わったことです。「クマ保険」とは、近年増加している野生のクマの出没を背景に開発された自治体向けの保険。自治体が緊急銃猟を実施した際に、発砲した弾によって建物や自動車などに損害が発生した場合の費用を補償するものです。環境省が所管する法律の改正により、警察の許可を待たずに自治体の判断でクマなどへの緊急発砲が可能になりました。その一方で、発砲に伴う文化財や建物、自動車などへの損害といった新たなリスクも生じており、既存の商品では十分に対応できていませんでした。

    そこで当社では、法解釈の整理やリスクの洗い出し、約款の構成検討、事故時のオペレーション設計、既存制度との整理、募集準備まで、関係各所と連携しながら商品開発を進めていきました。通常、保険商品の開発は1年ほどの期間に及びますが、本件では半年弱という短期間で作り上げました。イレギュラーな対応ではありましたが、このスピード感で実現できたのは、グループ会社の知見に加え、既存のやり方にとらわれず新しい挑戦を後押しする組織風土や、省庁・自治体・取引先など多様な社外の関係者とのネットワークなど豊富なアセットと総合力があったからこそだと思っています。
    結果として、多くのメディアで取り上げていただくなど、自身が手掛けた仕事が社会に広く影響を与えているという手ごたえを強く実感しました。振り返ると、会社人生の中でも特に濃く、多くを学んだ経験でしたし、やりがいを感じた仕事でした。

    リスクはあらゆる場所に存在し、挑戦する組織や人にとって大きな脅威となることがあります。国の政策や社会情勢に照らしてお客様の課題に向き合い、リスクマネジメントを行う「総合的なパートナー」として、保険やソリューション提供を通じて一緒に前に進んでいくことが、私たち東京海上日動の役割だと感じています。保険にとらわれず、オール東京海上で担当領域において専門性を発揮し、柔軟な発想で幅広い手段を模索しながら、お客様の身近な存在として安心を届ける方法を考え続けていく——それが、今私が果たしたいと強く想う使命です。